2012年12月29日

唎酒師がつくる ――おつまみ一行レシピ――


昨日川西能勢口の紀伊国屋で出あってしまった本。

我が家で本だけは増やさないぞ!という決心してる私なんだけど
まるで魅入られるかのように、
時には抗しがたいこともあり……。
一行レシピ.JPG












フロアまわって頭を冷やそうとしたけど、
呼ぶんだよね〜

何しろ日本酒好きとしては唎酒師さんというだけで、ほぼ全幅の信頼対象ですわ。

一般的な料理本と違うのはレシピがほんとに1行。
たとえばこのページなら
タイトルが「三つ葉もやし」
レシピは「三つ葉ともやしをさっと茹でて、好みの量のかえしで和えます」だけ。あっさりレシピ.JPG












シンプルでおしゃれできりっとしてるよなぁって、
ぞっこんLOVE黒ハート

先日の大根サラダはこの本からアイディアを、というか写真のダイコン千切りの美しさに触発されて作ったものだしね。しばらくこれ、楽しめそうでうれしい。
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2012年12月28日

主役は大根

昨日の晩ご飯の主役はだいこん。

*岡山からいただいた大根をスライサーでうすくスライスして細く細く千切りに。
あとはツナとちょっぴりのポン酢で和えるだけの大根サラダ。
*乱切り大根をかつおだしで軟らかく煮て、うす塩鮭をぽいっ。
野菜室で残り物扱いだった青菜もこの際にと最後に入れて、
お醤油を足そうかなと味見したら鮭の塩で十分だったから、鍋蓋をして味しみを待った。
*もうちょっとタンパク質いるよね〜、と昨日の残りの豆腐を水切りして金山寺味噌をのせた。
カリフラワーにはちょっとマヨネーズをのっけてね。

121227.JPG


冬と言えば寒いことを理由に鍋ばっかりで過ごしていたけど、夕方家にいる暮らしがこんなふうに食生活を変えるんだなぁと思うことしきり。
このブログ、写真館と言いつつ何だかテーマが変わりつつあるかも……
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2012年12月27日

にんじんじんじん

クリスマスの朝、お友だちがきれいなお野菜のプレゼントを送り届けてくださった。
野菜ごとにきれいにラッピング?してあるのが、生産者さんの野菜への愛が感じられていっそううれしさが増す。大切に届けてくださったものを、大事に大事に調理したいと思うのは、人と人とのあらゆる関わりにも言えるのではないだろうか。


ねぎちゃん便.JPGゴボウに春菊、きれいな葉のついたにんじん、ホウレンソウに里芋じゃが芋……目
葉物に根菜まであらゆる野菜がきれい〜














ミニにんじん.JPG
まずにんじんの色の美しさに魅了された。最初は土つきだったのを、丁寧に洗ったら、ほらこの色。送ってくれた友だちは「あおきさんとこのにんじんは皮むかんで食べれます」と教えてくれたっけ、とこのままゆでて食べることにした。

昨日の夕ご飯は岡山発大根の細切りを炒めてツナを入れた焼うどんと、豆腐と大根の味噌汁にこのにんじん。夫は食べてくれるかなぁにんじんだけの一皿、と思っていたらけっこう箸が進んでいた。






箱にあったレシピを参考に、葉を切り離してからにんじんを湯がき葉もゆでた。レシピではどちらもみじん切りだったけど、夫の食べやすさを考えて実の方は千切りにした。後はごく少量の調味料ごましゃぶたれとすりごまで和えるだけで、でっきあっがり〜。




にんじん菜.JPG
ほんとに何でこんなに甘いの?これは土からの滋養かなぁ。にんじんにからむにんじん葉もきれいで「にんじんじんじん」と呼ぶことにした。

6本あったうち、半分使ったのでまだあと3本あるんだ〜。同じレシピもいいけど煮てもおいしそうだなぁ。
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2012年12月18日

シンクロ

昨日、このところめったに会えない友だちに「どうしてるかなぁ」と思ってクリスマス絵葉書を送った。
今朝、その友だちから特産品とともにピアスも、プレゼント退職祝いって届けてもらった。
お父さまを亡くされてからお母さまのフォローをされていたのはうかがっていたけれど、今朝のお手紙ではご実家の生業を「ブイブイ」お手伝いされているとのこと。
黒ハートさすが〇〇みちゃん!と元気な笑顔が浮かんだ。

それにしても私からのハガキを見る前にこのプレゼントを送ってくれたんだなぁ、つながりあってるなぁ、同じときにお互いを想いあってるなぁとほんとにあたたかさに包まれた。

ピアスはおそろいなんだって。今度会えるときはこれを耳に飾ろうね!クリスマスプレゼント.JPG
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2012年12月17日

だいこんの季節

12月14日はルマー・キタでワークをさせてもらった。ご関心ありの方は
http://adler-sawada.sakura.ne.jp/mimoza/
までお越しくださいね。

その時、岡山から送っていただいたたくさんの大根をみんなに1本ずつ持って帰ってもらえた。
いつもたくさんのお野菜をアドラーギルドの事務所に送ってくださっていた。
お野菜もうれしいけどそれだけじゃなくて、いつもありがたい気持ちになっていた。
最後にいただいた大根をみんなと分けたけれど、
私もたくさんいただいて帰ったので、食べ方をあれこれ工夫している。
なんたってお大根の季節よね〜
・鶏肉と煮物(毎日のように通った南方駅前スーパーで、当分のお別れにと鶏肉3割引きを買う)
・へしこ和え大根(丹後からいただいたへしこが冷凍保存してある)
・もちもち大根飯(ちょうど徳島からいただいたもち米がある)
・甘酢に漬けてお漬物(和歌山からいただいた水あめを使う)
・ピーラーでひいてお鍋の具(年明けいちならび会でこのレシピを使う)
・短冊に切ってベーコンと炒めホワイトソース和え(会社の棚の奥から出てきたとっくに賞味期限切れ缶詰ホワイトソース使用。缶詰だしいいかぁって決定)
最後のレシピの写真をいちならびのsayo*ちゃんからリクエストされたのでここにアップカメラ

ホワイトソースだいこん.JPG


お皿に盛ってから撮ればよかった……あせあせ(飛び散る汗)

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2012年12月13日

みんなの部屋

12月11日はルマー・キタのhanaちゃんが作ったグループ「みんなの部屋」に遊びに行った。
だって、教育講演やってくれるっていうんだもん。
黙ってみてるわけにはいかないわ!
お手伝いしなくっちゃ!って、余計なお世話かな?
丹後のねぎちゃんたちもがんばってくれてるけど、最初はおっかなびっくりだったもんね。
でもね〜
あれってウケるとくせになるみたいよ〜
今ではお手伝いの人も一緒になったイベントイベント化して楽しそうに企画されてまっす。

きっとhanaちゃんとあいさんもそんなことに……

ふたりの力でできるスタイルを考えてプレゼントプレゼントしてきたつもり

そのあとはアドラーギルド事務所の閉鎖。
ほ〜んとにきれいさっぱり持って行ってくださった佐川急便の方々に心から感謝!
お仕事ぶりもきびきび素敵だったけど、私たちへの対応もとても親切だった。
こういうのってありがたい。
あ、そうだ。退職をねぎらってお友だちが九州から来てくださってお花をいただいた。
ありがたくて涙が出ちゃったよ。
お花.JPG


手前のプリザーブドフラワー(徳島のお友だちが初パセージ記念に下さった)と両方で、我が家の玄関をきれいに飾ってくれているるんるん
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2012年12月10日

プラサード・メルヘンセラピー

11月23日〜25日にプラサードがありました。
最終日の発表には子どもの権利条約フォーラムに行かなきゃいけなかったので発表できませんでした。
なのでここにレポートと私のお話を発表させてもらおうと思います。

プラサードの大きな3つのテーマは
encounter(エンカウンター=出会い)
existential(イグジステンス=実存)
encouraging(エンカウンター=勇気づけ)
ということを大切考えて、深く自分と出会い、深く他者と出会う時間であるように導いていただきました。
まず円になって隣の人と自己紹介をしました。「属性(名前、出身地、職業、家族、趣味など)」は「エンカウンター(本当の出会い)」 とは無関係なので、3つのタスク「仕事・交友・愛」について、自分はどういうふうに考えて、どういうふうに感じて、どういうふうに行動しているか、自己紹介をしました。
そのあと、「自分の弱さ(personal weakness)」について「〜さんと一緒にいると、私は〜の点で劣等感を感じる」 という文を紙に書いて、輪の真ん中に置き(1人2〜3枚)置き、
全員が2〜3枚紙を拾って読み上げました。
その後、今度は「つよさ(personal strength)」を「〜さんと一緒にいると、私は〜の点で優越感を感じる」と書いて同じワークをしました。
これで自分がどういう劣等感を持ち、どういう価値観を持っているか少しわかるような気がしました。
 次に「あなたは死んで生まれ変わるとしたら、なりたいものは何ですか?」 と聞かれました。それが私たちの物語の主人公となります。
「主人公は、1つの弱さと、3つの強さを持っています。さっきたしかめたみなさんの弱さと強さを参考にして下さい。弱さはあまりたくさんいりません。読者を常に意識して魅力のある主人公にして下さいね」とのことです。
物語を作るにあたり最初に
・主人公の生い立ち 
・事件  
・敵 の3つの設定を作るよう指導を受けました。
だいたい書けたらまた全員輪になって、 おのおのの作品の「書き出し」のところと、「旅立ちの道行き」のところを読んで、一人ずつを先生に指導していただきました。
情景が作者によく見えるよう、読者と一緒に旅に出られるよう表現しなくてはいけない。
情景だけでなく主人公の生い立ち人物像を決めるとき、
その子は何歳か、対象の読者層は何歳くらいをイメージしているのか、5歳以下か、10歳以下か、10歳以上か、
主人公はどこに住んでいるのか、 誰と住んでいるのか、なにをしていているのか、
などを決めていきます。
この人はどんなところに生まれて、どんな家で育って、どんなきょうだいがいて、
どんな世代を、どんな人達と生きてきたのか、
そして、物語の「敵」役を決めるときの参考に、「子ども時代に怖かったもの」を考える時間がありました。私は大きな声で脅かすおじさんにおびえた早期回想が出てきたので、敵はこれになりそうでした。これらの条件を満たしていくと不思議にお話が心の中に立ち上がってきました。
うまい下手じゃなくて、自分のライフスタイルを知るため、そして少しでも成長させるためのお話を作るのです。
私の主人公は5歳の黒い男の子の犬で、ちょっと怖がりなところがあるけど、元気な頑張り屋さんでお父さんやお母さんが大好き、ということに決まりました。対象読者は5歳くらいから小学校低学年読者この子が問題解決に当たり成長するという目標に向かって進んでいきました。

以下が私のお話です。長くて申し訳ないけど、呼んでいただけたら嬉しいです。


 昔々あるところにトリという5歳になる黒い犬の男の子がいました。かけっこが大好きな元気な男の子です。
 ある日トリはお父さんお母さんといっしょに遠くの村にやってきたのですが……
「ぼくは昨日、湖のほとりの村からお父さんお母さんと3人で山をこえ、半日も歩いてこの村のお祭りに遊びに来たんだよ。お父さんと踊りを見たり、お母さんにお菓子を買ってもらったり、すごく楽しかったんだ。だけどとってもきれいな紫のチョウチョを追いかけているうちに村はずれの小川まで走ってっちゃって、村に戻ったけどたくさんの人でお父さんもお母さんもみつからない。ぼくははぐれちゃったんだよ。何とかお父さんとお母さんを探さなきゃいけないんだ。」
 こうしてトリはお父さんとお母さんを探す旅に出なければならなくなりました。
 トリは思います。
「ぼくは一人で旅するなんて……。どうしたらいいんだろう、ぼくが持っているものといえば、お誕生日にお父さんが首にかけてくれたお守りのこの金の笛ひとつだけなんだし。これからどっちに行けばいいんだろう」
 やがて祭りの終わった村では日も暮れかかり通りには誰の姿も見えなくなり、いっそう心細くなるばかりです。するとそこへ一頭の大きな白い犬が通りかかりました。お母さんよりうんと年が上そうでお父さんより大きな犬です。旅の途中なのかまっすぐ目的地を目指しているのがわかります。

 トリが「おばさん、どこへ行くのですか?」と聞くと、白い犬は「山の向こうの湖のほとりの村にいる友だちのところに行くんだよ」と答えてくれました。トリは「あっ、それはぼくたちの村かもしれない。おばさんぼくを一緒に連れて行ってくれませんか?ぼくはお父さんとお母さんと一緒にお祭りに来たけどはぐれちゃって会えなくなってしまったんです。ぼくは一人じゃお父さんお母さんを探せません。」とたのんでみました。すると「おやそうかい、うぅん子づれねぇ…」と少し迷いましたがトリの首に下がっている笛を見て「そうだねぇ、連れてってもいいけど、その金の笛をくれるかい?ちょうどそういうお守りがほしいと思っていたんだよ。」と言いだしました。
 トリがびっくりして「これはお父さんがぼくの5歳の誕生日にくれた大切なお守りです。なくしたと知ったらお父さんがどんなに悲しむかしれないもの。これだけはあげられません」と言うと白い犬は「これだけって、ほかに何も持ってないじゃないか。それじゃぁ一緒に連れてなんか行けないね。」と、許してくれません。とても悲しかったけれど「お父さんとお母さんにもう一度会うためなら」と思ったトリは白い犬に金の笛を差し出しました。白い犬はとてもうれしそうに「なんてきれいなお守りだろう」と首にかけると、また歩き始めました。トリはあわててついて行きます。

 白い犬は村はずれの小川にかかる橋を渡って進んで行きます。村から離れるにつれ、道はだんだん細くなり両わきの草が深くなっていきます。しだいに木々もふえていきトリにも「山に向かっているんだな」ということがわかります。道を進みながらも白い犬は時々立ち止まって「この低い木になっている黄色い実はよい食べ物で元気が出るよ」だとか「このわき水はほんとにおいしいよ」などといろいろなことを教えてくれます。トリは早くお父さんとお母さんに会って、今覚えたことを聞いてもらいたくて一生懸命歩いてついて行きました。

 そうしてとっぷりと日も暮れ、ブナの木がたくさん繁っている森の入り口につきました。夜の森からは「ほうほう」と鳴く鳥の声が時おり聞こえてきます。白い犬が「今夜はここで寝るとしよう」と、柔らかそうな草むらの上に寝そべりました。トリも白い犬の横にくっついて寝ることにしました。大きな犬のそばにいるだけでとても暖かく安らかな気もちです。ふたりはすぐにすやすやと寝息をたてはじめました。

 静かな森の夜、聞こえてくるのはふたりの寝息と星のまたたきだけ、かと思ったその時です。森の奥の奥、だれも足を踏み入れたことのない、おどろ沼のあたりからおそろしい叫び声が初めは遠く、しかしだんだんと大きく近づいて聞こえはじめました。

 大きな白い犬がまず飛び起き「たいへんだ、おどろ沼のドラゴンが目を覚ました!」と身をふるわせます。「ぼくたちどうなっちゃうの?」とトリが泣き出すと「見つかったら最後だよ。食われてしまう。まさかあいつが目を覚ますなんて。こりゃぁいったいどうすりゃぁいいんだろう」と白い犬も今にも泣きそうです。

こんな時お父さんがいてくれたら、と思ったトリは空を見上げて「お父さん!」と呼んでいました。すると見上げた大きなブナの枝にいる大きなアオバズクに気がつきました。アオバズクはじぃっとトリを見ています。トリは思わず「おじさん、ぼくどうしたらいいの?」とたずねました。 
 アオバズクの大きな瞳は何でも知っているもののような気がしたからです。
トリの耳に静かな低い声がひびきました。
「ドラゴンは笛の音きらう、笛の音こわい」

 トリは「あっ!」と叫んで「おばさん、その笛を吹いて!」と白い犬に言いました。白い犬はあわてて笛を吹きました。でも小さな笛は大きな犬には合わなくて、ひょろひょろと小さな音しか出せません。
「おばさん、ぼくが吹く!」とトリは力いっぱい笛を吹きました。胸いっぱいに息を吸い込んで、ありったけの力で吹くと、するどい音がしてドラゴンの声が少し小さくなりました。トリは「おじさんの言ったことは本当だったんだ」とわかりました。

 そしてこれでドラゴンがいなくなると信じたトリは何度も笛を吹きました。しかし笛を吹くたびドラゴンの声は声は少し小さくなりますが、トリが息つぎをするとまたすぐに大きくなります。いえ、そればかりでなくだんだん大きく近くなるような気がします。

 困ったトリがもう一度アオバズクの方を見るとまた声が響きます。
「遠い笛は弱いもの、近くの笛は強いもの」
 なんてことでしょう、トリはドラゴンのそばで笛を吹かなければならないのです。

 「いやだ いやだ いやだ。そんな恐ろしいことなんかできるわけないよ」と、大声で泣きだしました。けれど、泣いているうちにもドラゴンの声はどんどん近づいてきます。トリは泣きながらも「こわい!こわい!こわい!!だけど」と思います。「このままドラゴンに食べられちゃったら二度と大好きなお父さんとお母さんに会えないんだ。そんなのいやだ!こわいよりもっといやだ!!」そう思ったときトリは走り出していました。
 おどろいた白い犬は「トリ!やめなさい、食われちゃうよ。私が行くよ!」と立ち上がりました。でもトリが叫びます。「白いおばさんより黒いぼくのほうが見つかりにくい!ぼくのほうがきっといいよ、まっておばさん!!」と、まっすぐ声の方へ走っていきました。

 そして恐ろしい叫び声に耳がわれそうなくらい、ドラゴンの姿がはっきり見えるくらいまで近づいたのです。恐ろしい大きな赤い口と、うねるヘビのような太い胴、燃える火のような両の目、吹き上げる炎のような角に気がとおくなりそうなトリでした。ドラゴンからは夜の闇の中のトリをはっきり見つけられず、きょろきょろしています。
 トリは「よぉし!」と決心してさっきよりもっともっと力いっぱいお父さんのくれた金の笛を吹きました。何度も何度も吹きました。もう息ができなくなるまで吹きました。

 そのかいあってドラゴンはだんだん苦しげに後ろに下がり始め、悔しそうに後ろ向きになっておどろ沼へ帰っていきました。「やった」とつぶやいたトリは本当に気が遠くなって草の上に倒れてしまいました。
「トリ、ありがとう。あんたのおかげで命拾いをしたよ」という白い犬の声で目を覚ましたトリは、今度はうれしくて涙が出てきました。やがてあたりは次第に明るくなり、森にはきれいな朝が訪れました。

 元気をとりもどしたふたりはまた、白い犬の目指す村に向かっていきました。白い犬の目指した村についたとき、トリはそこがお父さんとお母さんのいる村でないことを知りました。トリはどんなにがっかりしたでしょう。そして白い犬はトリをかわいそうに思いましたが、白い犬の旅は終わりです。

 白い犬は「トリ、どうするかねぇ。なんならここで一緒に暮らすかい?」と言ってくれました。トリは少し迷いましたが「ううんおばさん。ここからはぼく一人で行くよ。とてもお父さんとお母さんに会いたいし、おばさんに旅のことを教えてもらったし。金の笛を返してくれてありがとう。」と元気に答えました。
 
 そうしてトリはにっこりと白い犬に手を振って新しい湖を目指して旅立っていきました。
                            
                                            おしまい

posted by yuko at 10:23| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年12月04日

ピンクのラパン

今朝早く長女が愛知に戻って行った。
ピンクのラパンのナビを一生懸命設定している姿を見ながら見送った。
(あかん、たらーっ(汗)もううるうるしてるあせあせ(飛び散る汗))

先週の水曜の夜遅くピンクのラパンで帰ってきて、とてもゆっくりしていってくれた。
もともと、ひと月前から11月29日の木曜と30日の金曜に紅葉撮影に一緒に行きたいと誘ってくれたか、ら会社にお休みをもらって宿をとっていたのだった。
特にしょんぼり感を伝えたつもりはないんだけど「きれいな景色見たら元気でるよー」とか言っちゃって。


紅葉.JPG

京都は寺院の庭園が紅葉ししいというので、木曜の朝は智積院から。
智積院.JPG









遅めのお昼ご飯を食べて清水寺へ。娘は最近失恋した友だちのために清水寺境内にある地主神社に行きたいのと、清水寺のライトアップが見たいという。地主神社へのお参りを終えていったんお寺を出た。清水寺は通常5時半で拝観を終了する。夜の特別拝観は参道で時間つぶしをしてから再度チャレンジということにした。
娘は念願のライトアップを見て大喜び。
これは紅葉の何倍も私の元気を引っ張り出してくれるよね。特別拝観の清水寺の中でもまた特別拝観期間だという成就院の夜のお庭も「見立て」の解説を聞くことができた。なんだか徳島のお友だちのご主人に見ていただいたら値打ちがありそうなお話だった。
お昼が遅くってお腹がすかないという娘と二人で東山のホテルに行き、「じやがび」や「えびせん」なんかをつまんで明日の行程を相談した。いろいろ候補があったけど一番紅葉の見頃という高台寺へ。秀吉につくして人々から慕われたねねさんのお寺だっていうし、行ってみたいところでもあった。
ここもお庭がきれいだし、あちこちに書いてある説明にねねさんのお人柄を想像できて素敵だった。高台寺.JPG






秀吉さんは龍にたとえられることが多かったみたい。お寺の瓦を使って最近作られた庭の龍が迫力。これ、ライトアップもあるみたい〜








この後、テレビでも見たことある『山元麺蔵』で肉うどんを食べるという企画の実行に!私は長蛇の列にひるみながらも、娘の固い決意に負け12時半から列につき、やっと2時に目的の肉うどんにたどり着いた。一人だったら絶対しない行動だけど、二人で昨日今日撮った写真を見せ合って、おしゃべりして、ちょっと寒いけど楽しい1時間半!だったのが驚き〜
山元麺蔵.JPG




このおうどんがおいしくないはずないでしょぉ〜





午後は金戒山光明院に行き「あ、なんやここ黒谷やん」と学生時代の撮影スポットだったことを思い出す、とんまな私。
最後は祇園にある「小森」の抹茶パフェが食べたいというので、祇園で希望を叶えてご機嫌で阪急電車に乗ったのが8時半かな?
帰りに「晩御飯は『551の肉まん』と『くくるのたこ焼き』はどう?」というと
「わ〜ん、むっちゃうれしい」だって。
最後まで喜びをありがとう〜

朝7時くらいに出発する娘に「気をつけてね〜」と見送ると「お母さんも元気でね」と何度も手を振りながら車を運転して戻って行った。元気でいなくちゃねぇ〜
posted by yuko at 10:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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