8月14日に徳島のお友だちにつきあってもらって一緒に行った。
演目は 午前が本朝廿四孝・奥庭狐火の段 で、午後が日高川嫉妬鱗・渡し場の段 だった。
狐火の段は夫に向けて刺客が放たれたと知ったお姫様が、一刻も早く知らせて救いたいと必死に祈り、一族の守り神の狐がのりうつり天空をかけていくというくだり。渡し場の段は自分のもとを去った僧の安珍を追ってきた清姫が、渡し船にのせてほしいと船頭に頼むけれどすげなく断られて、悲しみと怒りのあまりヘビに化身して川を泳ぎ渡るというくだりだった。
どちらも姫たちが愛する人への切ない思いがエネルギーとなって、人以外のものに化身して超常的なことがおこる。怖いような切ないような………。特に清姫はもっと怖いかと思ってたけれど、浄瑠璃語りの女性の声がかわいらしくて、人形の所作も少女の風情がいじらしくて、かわいそうでならなかった。
演目中は写真をとっちゃいけないけれど、終わったらお人形と記念撮影をしてくれた。
お昼ご飯は福良港だけあって海産物が豊富でアナゴ丼と生しらす丼、大あさりとはも天もぜいたくに〜

人形座のあとは『渦の道』を初体験。鳴門の渦潮を上から見えるように作られた施設なんだけど、これがビビりの私にはなかなかの試練。大鳴門橋のすぐ下にあって車の行きかう音と揺れがおっとろしい〜。
とにかく鳴門の渦潮って大迫力でした。
帰りは大阪に向かわず徳島のお友だちのおうちへ。
お玄関にはいつものように季節に合わせたしつらえが素敵だったなぁ。
ほら、夏の海、岩場に打ち寄せる波しぶきって感じでしょ?
右のはスヌーピー、見えるかな?
夜はご主人が超豪華なステーキを焼いていてくださった!
一日中おいしいおいしい三昧〜
次の日もアユの塩焼き、天然ウナギ、そして名酒『眉山』を酌み交わすというぜいたくさ。
そして16日はもう一人のお友だちと一緒に17日のカウンセラー養成講座見学のため大阪に向かった。
お友達二人と大阪の夜は千房のお好み焼きで締めくくった。
千房のマヨネーズはこんなふうにかけてくれるって知ってました?
それにしても3日間、いやぁ食べた食べた。